これは経費で落ちません(8)の感想

どうもこんにちは。
書畜です。

今日はシリーズ8作目の「これは経費で落ちません」を読み終わったので感想を書いていきたいと思います。

作品概要

本作は青木祐子さん著のライト文芸シリーズで、2016年より刊行されています。シリーズは累計でなんと100万部を突破している大人気作品なんですよね。

本作のあらすじは下で説明するのでここでは割愛しますが、石鹸メーカーの天天コーポレーションの経理部に勤める森若さんが主人公で、社内の色んな部署の人との人間模様が描かれた作品です。2017年にはCookieで漫画連載、2019年にはNHKで多部未華子さんを主演にドラマ化もされています。

実は僕はNHKのドラマを見てハマったひとりで、多部未華子さん演じるクールな森若さんがドストライクで沼にハマっていきました。

著者

著者の青木さんは1969年生まれの小説家で、2003年に「ソード・ソウル~遥かな白い城の姫~」で作家デビューを果たしています。以降、1年間に3冊以上のペースで色んな作品を発表している猛烈に筆の進みが早い作家さんのようです。

作家デビューが2003年ということは、当時34歳くらいだと思うので、前職で石鹸会社に勤めていたのかと思い調べてみると、会社員だったのは確かですが、どんな業種だったのかは分かりませんでした。デビュー後に3年間は兼業作家として作品を発表し、その後に専業の作家になられたようです。

あらすじ

さて、本作のあらすじですが、舞台はいつもと同じ天天コーポレーションの経理部で、森若さんが主人公であることには変わりありません。ただ違うのは、天天コーポレーションが買収したトナカイ化粧品の従業員の皆さんが主要な登場人物として加わった事です。営業部、製造部、そして経理部にあたらなキャラクターが加わり、新しい人間関係が生まれています。そのうえで、経理の不正、作業ミス、在庫の処分など会社にまつわるトピックを中心としながら、森若さんとその周囲の人の間で面白いドラマが展開されます。

感想

今回も前作までと変わらず、非常に面白い作品でした。

いくつかハイライトがあったと思いますが、個人的なハイライトは名古屋で登場した太陽の元カノの六花との遭遇でした。この章の序盤で太陽が後輩から「太陽さんって彼女いるんすか」と聞かれ、その後も事務の人が太陽を気になっているとのくだりがあり、ちょっと怪しいなと思いながら読み進めていたのですが、元カノが出てくる伏線だったんですね。

太陽と六花が遭遇したら、まあ、森若さんと六花も遭遇する事になるでしょうと想像していた通り、“無事”二人が鉢合うことになりました。いつもクールな森若さんがどんな反応するのかと楽しみではあったのですが、敵対心を見せつつ、最後には二人は打ち解けていて、そんな森若さんの変化が読んでいてほほえましかったです。

あとはトナカイ化粧品の超優秀社員の真野さんと森若さんの対決も見どころでしたね。優秀で真面目な人だからこそ不正を行うはずがないと思いつつ、実際の経理上の記録を見る限り限りなく怪しく・・・。最後の森若さんと真野さんのやり取りはなんとも森若さんらしく、「これは経費で落ちません」をすごく感じられました。

それでは!

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