【小説家を目指す人必見】どうやったら小説家・作家になれるのか本気で調査してみた

どうも、こんにちは。
書畜です。

みなさんは作家・小説家になりたいと思ったことはありますか?

僕は一時期、ショートショートをnoteに投稿してどれを星新一賞に応募すべきか真剣に悩みつつ、小説家を夢見ていた時期がありました。

ただ、その時にふと、あれ小説家ってどうやったらなれるだろうって思ったんですよ。

なんとなく高学歴で、大学に在学に作品を書いて、でもなかなか良い作品が書けず、結局就職して、それでも諦めきれずに小説を書き続け、ついに芥川賞とか有名な賞で大賞を取って小説家になるイメージを持っています。このイメージは正しいのでしょうか?

そこで今回は、著名な小説家・作家100名を対象に学歴、デビューした年齢、デビューしたきっかけを調査してみました。そのうえで、いま自分が小説家を目指すとしたら、何をすれば良いのかを考えてみました。

相当真剣に調べてみたので、よろしければ、続きを読んでみてください。

調査の対象とした小説家・作家100名は誰か?

今回、小説家・作家の経歴や過去の仕事、デビューのきっかけを一斉調査することにした訳ですが、どの小説家・作家を?が重要なポイントですよね。

ここでは、過去にピックアップしたGoogle検索のヒット件数が多い上位100名の著名作家・小説家を対象としました。

詳細は、過去の記事(↓)で紹介しているので、そちらも良かったら読んでみてください。

具体的には、次の作家・小説家さんたちです。有名な方ばかりですね。

村上春樹、東野圭吾、京極夏彦、柚月裕子、伊集院静、赤川次郎、西尾維新、玄月、辻村深月、荻原浩、池井戸潤、百田尚樹、本田健、宮部みゆき、又吉直樹、五味太郎、川原礫、浅田次郎、林真理子、有川浩、伊坂幸太郎、貴志祐介、小野不由美、今野敏、田中芳樹、橘玲、辻仁成、荒俣宏、乙一、長月達平、夢枕獏、村田沙耶香、中山七里、湊かなえ、重松清、あさのあつこ、恩田陸、村上龍、綾辻行人、池澤夏樹、中村航、樋口毅宏、いしいしんじ、沼田まほかる、江上剛、小川洋子、森博嗣、石田衣良、三浦しをん、角田光代、朝井まかて、西加奈子、江國香織、誉田哲也、雫井脩介、北方謙三、朝井リョウ、横山秀夫、中谷彰宏、大倉崇裕、原田マハ、吉田修一、吉本ばなな、虚淵玄、坂口恭平、上橋菜穂子、服部真澄、最果タヒ、柳美里、真保裕一、橘公司、冲方丁、高田郁、塩田武士、谷川流、山田詠美、 平野啓一郎、林望、鈴木光司、青木祐子、森見登美彦、村山由佳、七月隆文、島田裕巳、馳星周、堂場瞬一、瀬尾まいこ、桐野夏生、平山夢明、有栖川有栖、相沢沙呼、車谷長吉、斉藤洋、横関大、中村文則、沢木耕太郎、小川糸、栗本薫、真山仁、陳舜臣

小説家・作家100名はどんな学歴が多いのか?高学歴?文系・理系?学部は?

それではまず、「小説家になるには、やっぱり良い大学に行った方が良いのか?」という疑問に答えていきましょう。今回100名を調査したところ、7名は残念ながら学歴が判明しませんでした。残りの93名について、実に85名が大学に進学していることが分かりました。一方で、8名の方が大学に進学していませんでした。

そして気になるのは進学している大学名ですよね。実は、進学している85名の大学は48校にばらけていて、基本的にはどの大学かは、重要ではないようです。一方で、かなり多くの小説家を輩出している大学も存在しました。では、その具体な学校名と数字を見てみましょう。こちらです。

こちらから分かるように、早稲田大学が突出して多く、実に14名(17%)も小説家を輩出していました。「早稲田と慶應の研究」(小学館新書)の著者であるオバタカズユキ氏によると、早稲田大学がこれまで多くの小説家を輩出している理由について、「特に文学部が1970年代まで作家の登竜門的な存在だったことも理由のひとつでしょう」と説明しています。

具体的に早稲田出身の小説家をご紹介します。

朝井リョウさんは最年少で直木賞を受賞したことで話題になりましたね。
また、ご参考までに大学に進学しなかった方もご紹介します。

次に、大学の学部が文系と理系のどちらを選択しているのかも気になりますよね。普通に考えたら文系が多そうですが、東野圭吾さんが理系というのは有名な話ですよね。

文系と理系の割合を示したグラフは次の通りですが、想像通り、圧倒的に文系が多いですね。実は大ヒット作家の東野圭吾さんはマイナーだったことが分かりました。

ちなみに、理系出身の小説家の方々もご紹介します。「すべてがFになる」の森博嗣さんは、作品の設定やストーリーの緻密な設計を考えると納得ですね。

続いて、せっかくなので、文系のうち、どの学部を選択しているのかも見てみましょう。

大学によって学部の呼び方が異なるのですが、ここでは僕が解釈をしたうえで名称を統一して集計しています。

結果がこちらですが、こちらも想像通り文学部が圧倒的に多いですね。続いて法学部も多いのですが、文章や論理性、そして人の心理を扱う学部なだけに小説家になりやすいのかもしれませんね。「オーデュボンの祈り」の伊坂幸太郎さんも法学部出身ですね。

そしてこれまで言及していませんでしたが、大学を中退した人も数多く存在します。実に11名の方が大学に進学したにもかかわらず卒業をしていないんです。11名ですから文学部、法学部に次いで多い人数ですね。

具体的には次のような方々です。

西尾維新、百田尚樹、辻仁成、村上龍、池澤夏樹、柳美里、真保裕一、冲方丁、山田詠美、平山夢明、相沢沙呼

上記の方々は、在学中に作品を発表し、そのままデビューをしているケースが多いです。実は一番才能がある方々かもしれませんね。

小説家・作家になる前はどんな仕事に就いていたか?

さて、これまで学校について調べてきましたが、学校卒業後に作家にはならずに就職した方も多く存在し、それらの方々がどんな職業に就いていたか気になりませんか?なんとなく、出版や編集といった本に関わる仕事をしていた方が多そうですが、そのイメージは正しいのでしょうか。

実際に調査をしてみたのですが、なかなか情報を得るのが難しかったのですが、100名のうち67名の方の小説家になる前の仕事が分かったので、ご紹介していきたいと思います。(将来的にもっと情報が集まれば更新していきます)

それでは見てみましょう。

職業もかなりばらけていますね。ただやはり、事前の予測通り、編集や出版、ライター、新聞記者といった物書きに関連する仕事の方が多いですね。銀行員やメーカー勤務が多いのは意外な結果だったのではないでしょうか。

何名か非常にユニークな経歴を持つ小説家の方がいるので、ご紹介します。

ライトノベル作家の谷川流さんは、婦人服店の店長をしていたとは驚きですね。働きながら、あんな奇想天外なストーリーを思いついたのでしょうか。

何歳までにデビューをすべきか?

それでは続いて気になる「小説家になるためには何歳までにデビューしなければならないのか?」という疑問に答えてみたいと思います。

次のグラフが実際の集計結果ですが、20歳から35歳までにデビューする人が大多数で全体の75%を占めていました。恐らく大学を卒業して、数年間は働きながら小説を執筆し、何作かを執筆して出版社に認められるというケースが一番多いのではないでしょうか。そのため、在学中にデビューが出来なかったからと言って、決して諦める必要はありませんね。

また、40歳以上でデビューしている方も多く存在し、沼田まほかるさんに至っては56歳で遅咲きデビューを果たしています。そのため、何歳になっても小説家になるチャレンジをしても良いと思います。世界的に人気な村上春樹さんも2021年時点で72歳ではありますが、2020年に新作を発表していますし、小説家は自分で筆を置くと決めるまで現役でいられるのが良い所ですよね。

イギリスの大学教授リンダ・グラットンに言わせると「人生100年時代」ですから、50歳でデビューしたって、あと50年は執筆活動を行えますしね。

デビューのきっかけは何?

では、いざ小説家デビューをしようと思ったら、どんな行動を起こすのが一般的なのでしょうか。漫画の世界だと出版社への持ち込みをイメージしますが、小説家になる道も同じなのでしょうか。

こちらについても、100名の小説家のうち81名が小説家になったきっかけが判明したのでご紹介します。

次の図から分かる通り、圧倒的に賞の受賞が多いですね。やはり、賞を受賞して認知度を高めないと売れないことから、賞を勝ち取ることがデビューの必須条件のようですね。

中には、自ら作品を持ち込んでデビューにこぎ着けた京極夏彦さん、就職活動中に提出した課題作文を見た編集者が才能を見出してデビューに至った三浦しをんさんのようなケースがありますが、極めてレアケースですね。

ちなみに、賞を受賞といっても、どんな賞を皆さんが受賞されているのか気になりますよね。

芥川賞が新人作家の登竜門とよく呼ばれるかと思いますが、デビューにあたって芥川賞の受賞が有効なのでしょうか。

次の表がデビュー時に受賞した賞をまとめたものになりますが、非常にばらけていますね。「群像新人文学賞」が一番多いですが、それでも3人ですから、まずは一つに絞らずにどんどん色んな賞に応募するのが吉のようです。

応募するならどんな賞がお薦め?

さて、これまでの調査結果から、小説家になるためには、大学や職業、年齢はあまり関係なく、とりあえず賞に応募して受賞する事が唯一大事なことだと分かりました。

それでは、これからどんな賞に応募すべきかを考えてみたいと思います。実は約150ものコンテストが全国で開かれているようです。時間があれば、すべての賞に応募してみても良いと思いますが、そんな訳にはいかないですよね。そこで少し内容を見てみたうえで、特徴をまずは理解してみたいと思います。

まず応募にあたり、どの程度の分量を書く必要があるのかという点ですが、標準的な長さは400文字の原稿用紙換算で200-300枚程度のようです。
一方で、長いケースは最低でも400枚程度、短い場合は最大で5枚のショートショートを書くケースがあるようです。

そしてジャンルについては、特定のジャンルに絞った賞やどんなジャンルでも受け付けているもの、と様々です。

さてここでは、全150ほどある賞のうち、次の3つのカテゴリーに分けて賞をご紹介したいと思います。この中でご自身に合う賞が見つかるのではないでしょうか。
 1. 応募数が非常に多いものの受賞すればかなり箔がつくもの、
 2. 応募数が少なく受賞確率が高く実績作りには良いもの、
 3. 提出分量が少なく応募数はそこそこの水準でコスパが良いもの

1. 応募数が非常に多いものの受賞すればかなり箔がつくもの

電撃大賞
文學界新人賞
MF文庫Jライトノベル新人賞
オール讀物新人賞
文藝賞
新潮新人賞
群像新人文学賞
小説すばる新人賞

文藝賞だと「野ブタ、をプロデュース」の白岩玄さんや「人のセックスを笑うな」の山崎ナオコーラが有名ですね。

2. 応募数が少なく受賞確率が高く実績作りには良いもの

埼玉文芸賞
ばらのまち福山ミステリー文学新人賞
舟橋聖一顕彰青年文学賞
地上文学賞
岐阜県文芸祭

3. 提出分量が少なく応募数はそこそこの水準でコスパが良いもの

ノベル大賞
ミステリーズ!新人賞
小説推理新人賞
創元SF短編賞
女による女のためのR-18文学賞

小説推理新人賞は湊かなえさんががデビューした賞ですね。

いかがだったでしょうか。

こちらの記事のまとめを通して、僕自身も小説家になる道筋が良く理解できたので、時間が出来たらまた挑戦していきたいと思います。

それでは!

コメント

タイトルとURLをコピーしました