【まだ読んでいない人に読んでほしい】漫画「フラジャイル 病理医岸京一郎の所見」【おすすめする理由】

みなさん、こんにちは。書畜です。

今日は感想文ではなく、僕の大好きな漫画の「フラジャイル」をご紹介したいと思います。

現在、月刊アフタヌーンで連載中の漫画「フラジャイル」です。フジテレビで長瀬智也主演でドラマ化もされており、知っている人も多いのではないでしょうか。まだ完結しておらず、現在コミックは19巻まで発売されています。(2021年5月時点)

どんな本か

いわゆる医療ものの漫画で、病理医の岸京一郎が、病院や製薬会社等の巨大な悪と戦ったり、時には患者に寄り添ったりする物語です。

そもそも病理医が何か知らない方もいると思うので少し説明すると、お医者さんには2種類存在して、1つが患者を診る臨床医、そしてもう一つが研究を行う研究医です。そして臨床医は、専門分野分野が分かれており、良く知られている内科医や外科医があり、その一つが病理医です。

ただし、病理医が特徴的なのは、患者さんを診るのではなく、患者さんより採取した細胞を顕微鏡で見て、病気の診断を確定することが仕事で直接患者さんを受け持つことはありません。大きな病気になると病院でいろんな検査を受けたりすると思いますが、最終的な診断を下しているのは、目の前で話をしてくれるお医者さんではなくて、病理医の先生なんですよね。病理医は極めてレアな医者のようで、日本の全お医者さん30万人のうちわずか2000人しかいません。その為、この漫画は普段はそもそも認知されていない、でも日本の医療を支えている、そんなお医者さんに焦点を当てた物語です

漫画の作者について

原作が草水敏さんで、漫画を恵三郎が書いているそうです。草水敏って、どんな人なんだろう。お医者さんだろうかと気になっている人もいるかと思います。少し調べてみたところ、名前を出しての活動は今作が初めてで、過去の経歴についてのあまり詳しい情報は分かりませんでした。ただ、現代ビジネスの記事で、フラジャイルをつくるにあたり医療関係者に取材して回ったと回答していたので、ご本人が医療従事者ではないようです。

なぜ面白いか

一言で説明すると、ドラマの「リーガルハイ」の医療版というたとえが一番手っ取り早いかと思います。非常に変わった主人公である岸先生が病理医として活躍をする漫画なのですが、僕が面白いと思う理由は次の3点です。

正義感と論理を武器に悪を倒していく
世の中、正しいことを正しいと言い、間違っていることを間違いだと指摘するのは難しいですよね。病院の中でもそれは同じで、通常は言えないものです。そこを岸先生は自分の考えを貫き、病院や裁判、経営陣、不正と戦います。その戦いっぷりにはほんとにスカッとします。最近でいう、半沢直樹に近いものがあるかもしれません。

チームの関係性
主要な登場人物に、岸先生のほかに新人の宮崎先生と、技師の森くんがいます。基本的には岸先生は人間嫌いで、同僚の二人に冷たく当たる訳ですが、時たま見せる優しさと強い結束に心が温かくなります。

感動のストーリー
通常は患者と対峙しない病理医ですが、時々患者さんと対峙して、その悩みを解決するシーンがあります。決して嘘をつかず、本音でぶつかる岸先生だからこそ、患者を深く分かり合える、そんなシーンが描かれています。

タイトルのフラジャイルに込められた意味とは?

フラジャイルとは英語の「Fragile」より来ており、直訳すると壊れやすい、脆いという意味になります。まだ作中では、なぜ「フラジャイル」がタイトルかは明らかにされていません。漫画の中で描かれているように、健康、命、医療サービスは普段は当たり前に存在すると錯覚していますが、実は一瞬で崩れ去る、脆く儚いものだという事を伝えているのではないでしょうか。

実際に2020年から2021年にかけてのコロナ禍で、なんど医療崩壊という言葉を聞いたか分かりません。健康的な暮らしや病院に行けば治療を受けられるというのは実は当たり前ではないと認識した人も多かったのではないでしょうか。いつ完結?最新刊は?

いつ完結?最新刊は?

2021年5月時点で現在コミックでは19巻まで発売されており、月刊アフタヌーンでも連載中です。まだまだ終わる気配はなく、しばらく楽しめそうです。次のコミックの20巻は2021年5月21日に発売です。

ぜひ読んでみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました